「許す」という最強時短スキルで人生を楽しく生きよう

ざわめき

 怒り、イライラ、復讐心、そんなものは時間の無駄。
 たとえ自分は一切悪くなくても、怒りという感情で自分が得することは何もないし、怒りという感情によって解決するワケでもない。

 「自分は怒っているのだぞ」

 とアピールしたり、いつまでも脳内で怒りの原因であったシチュエーションをエンドレス再生したところで、もう過ぎてしまったことはどうしようもない。

 そんなことをしている時間、神経、労力があるならば少しでも納得のできる方向へと導いてくれる解決案を考えればいい。
 もしくは、いっそのこと諦めたほうが良いというケースだってある。

 べつにYESマンになれとか、なんでもかんでも我慢しろとか、そういうくだらない根性論ではない。
 もし侮辱や名誉棄損、その他もろもろで他人に何かされて裁判を起こしたとして、それが自分にとって大きな利益になるのなら、時間コスト、手間コスト、金銭的コストをみてメリットが大きいなら弁護士に任せて裁判で解決すればいい。

 ただ、だいたいの場合、裁判を起こそうとか、そこまでのスケールではないことで、怒りを抱える場面が日常には多いのではないだろうか。

  • レジで横入りされた
  • 車に水をかけられた
  • 肩がぶつかった
  • 非合理的な理由で上司にネチネチ言われた
  • 店員の態度が悪かった
  • 彼氏彼女親子どもに言われたことがなんか気に食わない
  • などなど

 日常的にいくらでも起こりえるシチュエーションに、いちいち反応していたらキリがない。
 かといってそのシチュエーションを作り出す愚かな人間たち一人一人に説教、教育をして厚生させるみたいなことは現実的な話ではない。

 だったらもう、なるべくそういうシチュエーションが起こるような場所に行かないとか、行ったとしても時間帯を変えるとかしないといけない。

 自分の考え、思考を変え、日常に潜んでいる多くの「ストレスシチュエーション」に省エネモードで反応しないことで時間、労力、神経、感情、心の無駄遣いをやめることが人生を豊かにする最適な解決法だ。

 じゃあ、具体的にどうしたらいいのか。

「許す」というスキルを取得せよ——

「許す」というスキルを取得せよ——

 「許す」という最強のスキルを身に付け、日々鍛えあげることで、いちいちストレスシチュエーションに反応しない脳みそ(思考)を構築することが可能。

 これは、すぐに身につく簡単なスキルではない。
 かといって加齢と共に身に付く「時間が解決してくれる系スキル」でもない。
 何をどう考えるか、どう捉えるか、これが大切。

 10代だろうが、20代だろうが60代だろうが80代だろうが、「許す」というスキルを持ってない人間は地球上にたくさん生存している。

 このスキルがあれば対人関係で大きく役立つ。生きていくうえで極めて重要なスキル。
 家族、パートナー、友人、同僚、先輩、上司、クライアントなどなど、誰に対しても有効。
 日常的なトラブルが大きく発展することを防ぐことが出来るし、ビジネスの面でも色々と上手くいきやすい。

「許す」スキルを身に付ける方法&そのスキルをどう発動すべきか——

「許す」スキルを身に付ける方法&そのスキルをどう発動すべきか——

 許すというスキルどう身に付け、どう鍛えるか。それは……
 これまで経験した数々のシチュエーションに加え、生きていれば起こりうるだろうシチュエーションを常日頃どんなことにも「予測をたてておく」ことが大切。

 つまり、なにがあっても冷静に、

 「まっ、想定内」
 「(こういうの)あるよね」

 という状態でいればいい。
 さらに、実際にそのようなストレスシチュエーションが起こった時には脳内で、

 「やれやれ(^^;)」

 と唱えればいい。
 この「やれやれ」を甘く見てはいけない。
 いずれあなたも「やれやれ」が本当に最強のセリフであることを身をもって思い知るだろう。

 やれやれ癖がつくまで最初は時間がかかる。
 これはシンプルだがきわめて難しいスキル。
 何故なら己の感情を強制コントロールしなきゃいけないから。
 まずは棒読みでもいいから「ヤレヤレ」を頭の中で唱えてみよう。
 たった4文字の呪文を唱えるだけで、自然と怒りモードから「どうでもいいモード」へ切り替わる。

 「やれやれ」に慣れてきたら、他の言葉をくっつけるのも、かなり効果的。

 「やれやれ、こいつはこんなあたりまえなことも知らないのか(^^;)」
 「やれやれ、前提条件くらい理解しとけよな(^^;)」
 「やれやれ、赤ちゃんなのかな、ワンちゃんなのかな(^^;)」

 こんな感じで、「やれやれ」を脳内BGMとして流し続けてみよう。
 さらに、それらに加え、

 「自分が今やらなきゃいけないこと」
 「今ではないけど人生においてやらなきゃいけないこと」
 「必須ではないけど単純に興味があってやりたいこと」

 なんかを思い浮かべてみるといい。すると……

 「こんなやつに構ってる時間はない」
 「こんなやつにイライラして人生を無駄にしてる場合じゃない」

 と冷静になってくる。
 自分にとって「大事なこと」の優先順位が大きく切り替わることにより、怒りは自然と消えていく。

怒りは愚か。とにかくマッハで許せばいい——

怒りは愚か。とにかくマッハで許せばいい——

 そりゃまぁ、こっちに全く非がなくて、

 「いやお前明らかにおかしいだろ」

 ってことを平然とされたら、瞬間的にはムカつく。
 ただ、それを引きづって数々の大切なモノを犠牲にするべきではない。
 どんなに相手が悪くても、怒りという感情では何も解決しない。
 ズルズルとイライラを引きずってしまっては完全に時間、神経、労力、人生の無駄。

 「無駄」の原因が相手にあっても、無駄を継続させる「怒り」から繋がる言動に関しては、自分が悪い。
 何故ならちょっとした思考、考え方の工夫や矯正でそれらに反応しない脳みその構築が可能だから。

 自分だけならまだいい。
 でもあなたの人生はパートナーや家族など、大切な人にも影響が出る。
 そんなどうでもいいクソ野郎に時間を費やすくらいなら、大切な人と過ごす時間に使ったほうがいいのではないか。
 そうすることにより、毎日の、人生の幸福度は爆発的に上がるだろう。

 まぁ、本当に瞬間的な「ほんの一瞬」のイライラなら問題ない。
 1秒くらいならね。

 ただ「その後をどうしていくか」それはあなたの腕次第だ。
 怒り、復讐、そんなものには意味がない。
 そんなものはさっさと捨てて、いちいちストレスシチュエーションに反応しないよう、「許す」というスキルを身につけ、鍛え上げ、もっと人生を大切にしていこうではないか。
 そして、もっと人生を幸せにしていこう。

 それでは、しばしの別れ。

広告