ミニマリストに体重計は不要。鏡に映った結果が結果。
もし自分が格闘家・ボディビルダー・その他体重の管理が必須な職業じゃないのなら体重計を所有するメリットはあまりない。だから体重計の断捨離に悩んでいる人は一度捨ててみることをおすすめします。とはいえ体重計にも唯一メリットが1つだけある。ということで、体重計が不要な理由や体重計のメリットを紹介します。
MOKUJI.
ヴィジュアルがすべて。
結論:本質は数字(数値)じゃなくて、ヴィジュアル(見ため)です。ヴィジュアルがすべてです。
体重計に乗るという行為の背景には《痩せたい》や《太りたい》がある。
痩せたいは「細いヴィジュアルを手に入れたい」だし、
太りたいは「マッチョなヴィジュアルを手に入れたい」だし。
つまりはヴィジュアル的な事実を求めている。
数字? あっそ、踏んじゃえ。
数字にそれほど意味はない。毎日わずかに変動している数字をわざわざ目の当たりにする必要はない。汗、便、食、水、何を入れて何を出すかで常時数字は変動するでしょう。チマチマ体重計に乗って数字の変化を恐る恐る把握する遊びの何が楽しい。何も楽しくはない。60㎏でもデブはデブだしガリはガリ。100㎏でもデブはデブだしマッチョはマッチョ。とても引き締まってて素敵なヴィジュアルを持っている女性でも「じつは体重70㎏です(^_-)」なんてことはよくある話。細く見えても数字は意外と高かったりする。そう、理想のヴィジュアルを構築することができれば数字なんてのはどうでもよいのです。
鏡に映った結果が真実。
大事なのはヴィジュアル。鏡は現実を現実のまま映し出してくれる。体重計なんか乗らずに、鏡で全身をチェックすればよい。鏡に映った自分が理想の体型ならば、喜ぶ。異なるなら、頑張る。たったそれだけのことなので。そこに数字は無関係。とにかくとにかくヴィジュアルがすべて。
モチベを上げるために体重計を導入するのは全然アリ。
とはいえ、体重計にもメリットはある。先程まで散々と「数値よりもヴィジュアルが大切だ」と話してきましたが、その「ヴィジュアル」を良くするためには徹底した食事管理と筋トレが必要だし、さらにそれを「継続」しなきゃいけないわけですよ。その「継続」が大変なので、最低限の「モチベ」は維持しなきゃいけないんですよね。
で、そのモチベを維持する1つの手段として『体重計』は意外と良いんですよ。前述では「(一般人なら)数値そのものは気にしなくていい。ヴィジュアルが重要」と言いました。ですが、ヴィジュアルってそんな急激に変わるものではありません。毎日毎日少しずつちょっとずつ変わってゆくものです。
目的は「納得のゆくヴィジュアルを手に入れる」なので、
「『鏡で見た時に納得する体』になるまでは食事も筋トレも頑張る!」
でいいのですが、メンタルが落ちていてモチベがない時に、あまり大きくは変わっていない体を鏡で見たところで、
「毎日頑張ってるけど、本当に絞れているのかな……」
と不安になってしまいます。そして、
「こんだけ頑張ってもコレしか変わらないなら、やめちゃおうかな……」
と挫折に繋がるマインドが脳内で生成されてしまう可能性もあります。それは最も避けるべき(対処するべき)ことです。
そんな時に、体重計は、良いんですよ。
見た目があまり変わっていない時期であっても毎日食事や筋トレを頑張っているのであれば体重計に乗ったときに数値そのものは過去の数値よりも減っている(良くなっている)ので、そこで「あっ、確かに結果が出ている……よな!?」と少し安心できるので、そこでモチベが上がり挫折を回避できる可能性は上がりますからね。
毎日頻繁に何度も乗る必要性はありませんが、たまに乗って体重の変化をモチベアップのために把握する(楽しむ)のは全然良いことだと思っています。
ということで、
体重計は基本的には(理想論的には)必要ありませんが、人によってはむしろあったほうが「モチベが上がる」のでメンタルがぶれやすい人は体重計を持っておいた方がいいと思いました。ちなみに、私もその一人です。
私が愛用している体重計。
私はもともと体重計を意図的に持っていませんでした。理由は前述で語ってきたとおり「鏡に写った結果が結果」だと思っているからです。ですが昨今「本格的に肉体改造をしたい欲」が高まってきて、筋トレの強度や時間を増やしました。さらにモチベの低下が起こらぬよう意識を強くしています。ということで、体重計を導入することにしました。
正直、体脂肪などを測定できる高機能な物は要らないと思っています。まったくアテにならないからです。なので機能はできるだけシンプルで使いやすく、できるだけサイズもコンパクトで、デザインの個人的妥協点をクリアしていて、安価な物を探しました。その結果たどりついた体重計は以下です。
エレコムの『エクリア(HCS-S01PN)』という体重計です。こちらの青を購入しました。

コンパクトでデザインがシンプルで値段は安く、ただ乗るだけ(体重を測定するだけ)という簡単さ。小さいし細いから立て掛け収納もしやすく便利です。とくに強いこだわりがないのであれば是非こちらの体重計をおすすめします。
でもまぁ、もっと値段が安い体重計は売っているので「安けりゃ安いほうがいい!」という方は他の体重計を探してみてください。もしかしたら1000円以下で買えるかもですよ。
以上、体重計にまつわる小咄でした。
それでは、しばしの別れ。