ミニマリストのカーテン要否問題。【それと代替品の提案も】
カーテンは必要か?
結論:トレードオフ
MOKUJI
ミニマリストは悩む。カーテンの断捨離を。

カーテン、ブラインド、ロールスクリーンなど。そういうのは全て管理が大変。カビ、ホコリ。こまめなケアが欠かせない。
ロールやブラインドは洗えない。なので拭き掃除必須。あんなペラペラしたものを宙に浮いている状態で拭かなきゃいけないなんて面倒が臭すぎる。
とくにブラインドはホコリがたまりやすい。放っておけばすぐに目立つ。細々としているので、とにかく掃除が大変。
カーテンの場合、洗濯機のちに乾燥機へぶちこむか、そのままレールにつければ乾かせる。けど湿度の高い日は、なかなか乾かない。
雑菌 の原因。よって洗濯するかどうかは神の選択により左右される。
いちいちレールにカーテンを付けるという行為も面倒が臭すぎる。いくつもある穴にフックを通さなきゃいけない。何が楽しい。
それにレールにはホコリがたまる。高い位置にあるし≪ガチャガチャ≫しているから掃除がしづらい。あと、毎日朝晩開閉面倒。
これらの デメリット は本来カーテンがなければ発生しない。ので特別なこだわりがないならカーテンは不要だと思った。
外から見えちゃう問題。ミニマリストは、どう立ち向かう。

室内の状況を外から見えないようにするためには、べつにカーテンじゃなくてもいい。代替品として『窓シート』を使えばいい。
窓シートといっても色々あるが私が使っているものは水で≪ぴたー≫と貼り付けるタイプのもの。水だけど全く落ちない。一年以上も継続して貼っているが落ちた事は一度ない。
シートはモザイクみたいになっている。かなり優秀なモザイク。外からも中からも窓の向こう側がほとんど見えないようになっている(まぁ空の色くらいはわかるが)。
例えば——窓の近くに人が居たとする。でも、それが「どんな人でどんな動きをしているか」は全くわからない。それほどのモザイク感。
だから窓シートを貼るだけでプライバシーはじゅうぶんに守れる。そのうえカーテンとかを付けることにより生じるデメリットは一切ない。
しかも安い。サイズにもよるが、私が愛用している窓シートは850円〜3799円とかで買える。
デメリットを許容できるほどのメリットが、カーテンには、ある。

もちろんカーテンにもメリットはある。人によっては前述のデメリットを上回る。だからカーテンが必要な人もいる。——ということで例を2つあげてみる。
暖房効率
北海道の真冬は寒い。二重窓とは言え、気温や部屋の構造(品質)によってはカーテンがないと暖房が効きづらくなってしまう事もある。そのぶん暖房の温度を上げなきゃいけないから暖房代が高くなってしまう。
まあ、暖房代を気にしないほど経済力のある人はガンガン暖房を強めれば解決するのでカーテンは必須ではないが。
睡眠妨害
時期にもよるが、カーテンがないと起床時間よりも早い時間帯に陽の光を浴びることになってしまう。「7時に起きたいのに4時に明るくなる」みたいな。
その陽で起きることがないとしても、明るさ(情報)は入ってくるので無意識に鬱陶しさを感じてしまう。きっちり8時間寝たいのに5時間しか寝てないみたいな感覚に陥ってしまったり。
睡眠って結構デリケート。質の良い睡眠をとるって難しい。できるだけノイズは遮断したい。だから陽の光が気になる人にとってカーテンは必要かもね。遮光の。
トレードオフ。ミニマリストかどうかは関係ない。

カーテンは基本的には不要かなぁと思うが、まぁ、けっきょくはトレードオフですよ。何を捨てて何を得るか。
暖房効率や陽の光を気にしないって人は窓シートでいいし、気にするって人にはカーテンは必要だし。
あと、
「つべこべ言うな見た目がすべてだ見た目が良ければ掃除だろうがなんだろうがいくらでもしてやるわカーテンがない人生は人生じゃねえわ!!」
って人は、まぁそこまで言うんだったら、カーテンはあったほうがいい。カーテンがないことで逆にストレスになるんだったらね。
あと、
金持ちの人なら掃除は『掃除屋さん』に外注できるのでカーテンはあってもいい。
以上。トレードオフな話なので自分の環境に合わせてカーテンの要否を決めればよいと思います。それでは、しばしの別れ。