「ミニマルな色」ってなんだろう……そんな色なくね?
ネットサーフィンをしていると、たまに見かける、
「ミニマルな色だね」 「ミニマルな色が合う」 「ミニマルな色が好みです」
みたいな文章。
そんな謎の文章を見かける度に俺氏は思う。
「いや……ミニマルな色ってなんだよ」
「そんな色ねーだろ」
って。
だってそうじゃん、「ミニマル色」なんて存在しないじゃん。
クレヨンやクーピーや色鉛筆で「ミニマル色」なんてなかったし、ググっても「ミニマル色」なんて出てこないし。
なんだろう、「ミニマルな色」とか言っちゃう人って、ミニマリストの定義をよく理解していないの?
きっとミニマリストが好みそうな物、デザインとかによく使われている色を、なぜか勝手に「ミニマルな色」と定義しちゃってるんだろうな。
でもね、
黒色は黒色だし、白色は色々だし、灰色は灰色だし、茶色は茶色だから。
例えば———
余計な情報を遮りたいという意図で、無地のデザインを選ぶことは、ミニマリスト思考(定義)に沿っているので、「ミニマルなデザイン」と呼ぶ場面もある。
その無地デザインが黒だろうが白だろうが赤だろうが、ソレがミニマリスト思考に沿っているのであればミニマルなデザインと言ってもいいと思う。
(ケースバイケースなので無地であってもミニマリスト思考に沿ってない場合ももちろんある)
でも黒色とか白色とか灰色のことを、「ミニマルな色」とか言っちゃうのは本当に不思議な話だし、そいつはミニマリストの本質を理解していないし、もしそいつがミニマリストと名乗っていたとしても、きっとなんちゃってミニマリストだろうね。
「ミニマル色」なんてのは存在しないのだから、
「ミニマルな色だね」
とか言ってたらなんかちょっと恥ずかしいよね。
以上。
「ミニマルな色」とか言っちゃう人に違和感しかなかったのでソレについてのざわめきでした。
それでは、しばしの別れ。