ミニマリストのおれがベッドを持たない理由。【断捨離】

ミニマリスト 断捨離

 ベッドで質のよい睡眠は、とれないと思っている。なぜならベッドの上には『緊張感』があるから。

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 ベッドには、高さがある。だいたいのベッドには「落ちたら痛いくらいの高さ」がある。人や落ち方によっては、痛いだけでは済まないかもしれない。怪我を負ってしまうかもしれない。痛みや怪我がないとしても、落下した事により睡眠を強制終了される恐れがある。

 それらは、緊張感を生む。痛み。怪我。睡眠妨害。「落ちたらどうしよう」「落ちたらイヤだな」「落ちないようにしないと」などのような| 恐怖《リスク》により緊張感が生まれる。

 ということは、緊張を感じながら寝なきゃいけないため、結果的に質のよい睡眠は、とることが出来ない。

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「そんなさぁ、落ちないでしょ。| 滅多《めった》に」
「そこまで寝相わるくないし。大丈夫。落ちた事そんなないからあ」
 こんな風に思う人もいるかもしれない。が、それはちがう。なぜならそれは「無意識に気をつけているにすぎない」から。

 寝ていても、人間の脳みそは完全に| 思考《うごき》を止めるわけじゃない。常に脳は動いている。意識がなくても。無意識的に。
 だから我々は無意識落ちないよう気をつけている。無意識に気張っているのです。

「いまここで寝返りをしたいが落ちるかもしれないので寝返りはやめとこう」
「あと7センチ動いたらヤバいぞたぶん」
「あぁあとちょっと動いたら落ちるわ、移動しないと」
 みたいな感じで、気張っている状態が無意識的に睡眠中ずっと続くので、気疲れしてしまう。

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 つまり——ベッドの上で寝るということは無意識な緊張感で気疲れを引き起こし睡眠の質を下げてしまうと思った。

 それならわざわざベッドを使う必要はない。こだわる必要はない。
 部屋にあっても邪魔だよ。気軽に動かせないから掃除は面倒だし。小指とかぶつけるし。

 だからおれは厚さ5㎝の『エアリーマットレス』を床に敷いて寝ている。ぜんぜん湿んなくて最高。
 けっきょくベッドだろうが敷布団だろうがマットレスだろうが体への負担はほとんど変わらないし。やっぱこだわらなくていい。

 ということで{睡眠=ベッド}みたいな固定概念はやめたほうがいいと思う。どうしてもベッドがいいなら、せめてローベッドじゃない? 小指はぶつけるけど。

 睡眠の質を高めるために投資した寝具そのものが睡眠の質を下げる原因になってしまっては意味がない。本末が倒れている。

 まあ、あくまでもおれの理屈なので、「ベッドが本当に好きなんです!!!!」って人はベッドで寝たほうがいいと思う。

 おれにはベッドは向いてない。睡眠は翌日のパフォーマンスに大きく影響する。可能な限りノイズは除去して質のよい睡眠を構築してゆきたい。 それでは、しばしの別れ!