ミニマリストがバスマットや珪藻土マットを断捨離した理由

ミニマリストにまつわる記事【一覧】 断捨離したもの 浴室、洗面所、洗面台… 随筆(エッセイ)

 バスマットは遥か昔に、珪藻土けいそうどマットは4年くらい前に断捨離した。ということで、その理由をミニマリストの私が知らしめてゆきます。

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『珪藻土マットを断捨離した理由』

 珪藻土マットは「洗わなくて済む」のがよい。使用後は壁に立てかけ、通気させるだけ。そして、気持ち良い。足裏の水分が吸われてゆくあの感じ……堪らん! たしかに素晴らしい商品です。
 そんな珪藻土マットにもデメリットはある。結果……「デメリットを妥協できる程度のメリットはない」と判断し、珪藻土マットは断捨離することに……。
 で、珪藻土マットには、このようなデメリットがある。

  • とはいえ汚れは蓄積される。
  • メンテが面倒。
  • 『紙やすり』を持たなきゃいけない。
  • スペースが奪われる。

 いくら珪藻土が乾きやすい材質とはいえ、垢や皮脂や雑菌は蓄積されてゆく。使うたび、使うたび、ソレが気になってくる。そして次第に気に障ってくる。風呂上がりの湿った素足で毎日ふみふみするんだもの。段々と汚らしく感じてしまいますよ。なので結局は、こまめに拭いてあげないといけなくなるのです……。
 あと、段々と劣化してくる。吸いが悪くなり、少量ではあるが水たまりっぽいのができてしまう。だから定期的に紙やすり(サンドペーパー)とかでらなきゃいけない……。
 そして、使用後、壁に立てかけるということは、そのぶんスペースを消費してしまう。細い隙間にぴったりと収納するように立てかけてしまっては、通気に支障が出てしまう。それだと乾きにくいし、雑菌の繁殖にも悪影響をもたらす。だから、しっかり通気させて速乾させるには、スペースを広くとり、(珪藻土の)角度も広くとり、立てかけなければいけない。一見、薄くて収納しやすいように見えてしまうが実際は意外とスペースを多く消費してしまうのです……。
 さらに、立てかけてあるということは、床掃除の度に珪藻土マットを動かさなきゃいけない。これは床掃除へのハードルを上げてしまい、結果、掃除をサボる原因ともなってしまうため、よくないこと。クイックルワイパーで掃除をするにしろ、お掃除ロボットの『ブラーバ』にお願いするにしろ、いちいち珪藻土マットを動かしたくない。珪藻土マットが存在しなければ、そのようなタスクは発生しない。
 ということで、こまめに拭いたり擦ったり立てかけたり動かしたり気に障ったりする『珪藻土マット』は意外と我々の貴重な時間や労力を奪ってしまうし、デメリットのわりにメリットが弱いため、わざわざこだわって使う必要性は「無い!」と思った。ので断捨離した。

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『バスマットを断捨離した理由』

 バスマットのデメリットは以下。

  • 不衛生。
  • 一人暮らし以外の家庭には向いていない。
  • 洗うの面倒。
  • 乾かすのに時間がかかる。
  • スペースが奪われてしまう。

 もこもこしているバスマットは、たしかに気持ちが良い。でも使えば当然、濡れてしまう。だから一人目は気持ち良いが、二人目は別にそこまで気持ち良くはない。濡れているから。まぁ、一人暮らしの人には無関係な話だが。
 ただ、衛生面を考えると、毎回つかうたびに洗わなきゃいけない。雑菌の繁殖があるため、ニオイや水虫の原因にもなる。つまりは不衛生。
 「洗えばいいじゃん」と思う人もいるかもしれないが、バスマットというのはそんなに気安く洗える物でもない。物にも寄る話だが、基本的に面積が大きいし、ごわごわと分厚い物が多い。いつも1ラウンドで終わる洗濯が、2ラウンドへ突入してしまうという可能性も有り得る。それに乾かすのにも時間がかかる。大きく分厚いので。自分で干すにしろ乾燥機にしろ、どのみち時間はかかってしまう。
 そして、環境によってはスグに乾かない可能性もあるし、日によっては3回くらいシャワーを浴びることだってある。そのような場面やリスクを考えると、バスマットを3枚くらい持つ必要がある。そうなると、バスマット3枚ぶんのスペースが奪われてしまう。
 とまぁ、これらのデメリットを考えると、バスマットを使うよりは珪藻土マットを使った方が効率的と言える。でも珪藻土マットには前述同様のデメリットがある。ということで、ミニマリストの私は代替品として『タオル』を推奨します。

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『タオルがいい理由』

 根本的な話、バスマットや珪藻土マットの役割(目的)って、要は「足の裏についた水分を極力なくす」なんですよ。そう、たったそれだけのこと。だから、水分を拭き取るだけなのに、そんな管理の怠いデメリットばかりの物をわざわざご丁寧に使う必要はない。水分を拭き取るだけなら、そんなのはもう「いつも使っているタオル」で十分なわけですよ。いつも使っているタオルで。
 さて、ご参考までに「いつも使っているタオルで足裏についた水分を拭き取る」というシチュエーションを言語化してみました。具体的には以下のような流れです。

  1. 風呂上がりの浴室にて。ドアを開け、タオルに手を伸ばす(予め近くにタオルを置いておく)。そして、頭や体に付着している水分をタオルで拭き取る。
  2. そのタオルをドアの前(脱衣所の床)に、≪ヒョイッ≫と敷き広げる。
  3. 浴室から出て、タオルの上に乗り、ふみふみ。
  4. 低くかがみ、足をタオルで包み拭きする。軽く。ぽんぽんって。
  5. そのついでに、床やドア下部らへん(サッシ?)とかに落ちているであろう少量の水滴を≪バァーーーー≫っと適当に拭く。 
  6. そのまま洗濯機にぶち込み、洗う(もしくは「ちょい掛けスペースてきな所」に干しておく)
  7. おしまい。

 ほうら、簡単ですし、効率的ですよね? そうなんです。いつも使っているタオルで十分事足りるのです。どうせ洗うタオルだし、スペースの節約にもなる。比較的、洗うのも乾かすのも楽。買い替えも低コストで行えるし。とにかく管理が楽。いつもを使っているタオルをそのまま使うのだから、なんのストレスもない。楽〜。

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『タオルと言っても、バスタオルは駄目』

 バスタオルはね……でかい。でかすぎる。あんなにでかくなくていいんですよ。「バスマット」の時と同じ理由で、面積があるぶん洗うのも乾かすも収納するのも大変になる。「全身の水分をなくすだけ」なので、でかくなくても十分に拭ける。だから私は『フェイスタオル』を愛用している。
 フェイスタオルと言っても、顔しか拭けないような小さい物は駄目です。面積が足りず、すぐビチョビチョになるし、拭きづらい。背中も届かない。それはさすがに効率的だとは言えない。パフォーマンスが低下する原因になってしまう。つまりはストレス。
 だから、バスタオルのように大きすぎず、かといって顔しか拭けないような小さいフェイスタオルタオルは避けるべきで、その中間くらいのフェイスタオルを選んで使えばいいのです。だいたい《80 x 30cm》の物がおすすめです。そのくらいであれば十分に頭や体に付着した水分を拭き取れますからね。短髪はもちろん髪の長い女性であっても無問題です。余裕です。
 バスタオルがだいたい《120 × 60cm》とかあるので、だいぶサイズに差があります。そのぶん洗いやすく乾きやすいし、収納もしやすい。スペースの節約にもなります。
 そして、この《80 x 30cm》とかの中サイズなタオルであれば、独立洗面台とかシンクでの手拭きにも使えるので便利。手拭いとして使うのにサイズがちょうどいいんですよねー。あ、あと「枕カバー」として使うにも、ちょうどいいサイズですよー。

独立洗面台で使っているタオル。
シンクで使っているタオル。
独立洗面台で使っているタオル。
独立洗面台で使っているタオル。

 このように、我が家(夫婦二人暮らし)では中サイズなタオルを「バスタオル代わり」「バスマット代わり」「手拭い代わり」として使っています。二人であればタオルはぜんぶで十枚くらい持っていると余裕で運用できますね。

『ミニマリストの私が実際に愛用しているタオル』

ちなみに、我が家では以下のタオルを愛用している。

『タオル研究所[ボリュームリッチ]#003』というフェイスタオルです。《80 x 34cm》でサイズはちょうどいいし、ざらざらしてないし、まぁまぁふかふかだし、この「ライトグレー」という色も好みで気に入っている。そして、品質のわりに値段も安い。つまりはコスパがいい。私はこれの十枚セットを買った。二人暮らしなら十枚で全然いける。三人暮らしであればさらに五枚は追加したほうが上手に運用できるかもです。

(追記:2022年8月12日)現在はこちらのタオルを愛用しています。

 この記事を投下してから、約一年半もの時間が経ちました。その間、思考のアップデートが行われました。ということで、タオルをアップグレードさせることにしました。現在、我が家で愛用しているタオルは以下の物です。

『タオル研究所 [軽さの理由] #006』というフェイスタオルを愛用しています。こちらの薄藤色(ラベンダー)を十枚購入しました。かなり好みな色で、お気に入りです。けっきょく同社での切り替えになりました(やはりコスパがいい)
 で、以前愛用していたタオルと何が違うのかというと、軽さ(薄さ)です。サイズは変わりません。
 以前のタオル『ボリュームリッチ』はボリュームというだけあって厚みがあります。コンセプトは「ふかふか」なタオルです。
 現在愛用しているタオル『軽さの理由』のコンセプトは「薄さ」です。薄いということは、つまり、洗濯時の容量の節約になり、収納時にスペースの節約にもなり、干しだろうが乾燥機だろうが乾くスピードがかなり速いです。
 このように言うと、

「でも薄いってことは吸水性が悪くて使いづらいんでしょ」

 と思う人がいるかもしれません。私も買い替える前までは、そう思っていました。「薄いからすぐにビチャビチャになって全身の水分を拭き取るのが大変そう」と不安になっていました。
 ですが、愛用している『タオル研究所 [軽さの理由] #006』は、薄くて速乾性が優れているにも関わらず、なぜかふかふかなんです。確かに生地は薄いのに、何故か「ふかふかな感触」を味わえるのです。
 気持ちが良いだけではありません。何故か「吸水性」も良いんです。よくある「薄くて硬くてザラザラしていて安いタオル」とは大違い。ぜんぜん比べ物になりませんよ。薄いのに高品質。ストレスなく頭や体に付着している水分を拭き取れます。感動しました。「もうこれで十分じゃん!! っていうかむしろこれがいい!!」と。

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『こだわりないのに、こだわらない』

 ということで、そろそろこの記事をまとめさせていただきます。
 バスマット三枚くらいで運用するよりは、珪藻土マットを使った方が効率的。でも、珪藻土マットを使うくらいなら、いつも使っている「タオル」を使ったほうが圧倒的に効率が良いです。
 もし、あなたに、

「バスマットのあの《もこもこ》と《いぼいぼ》が私の生きがいなの!!」

「どうしても……どうしても珪藻土を使いたい!! 足を置いた瞬間、一気に吸われるあの感触がたまらない……!!」

「珪藻土マットのない人生は……人生じゃない!!」

 みたいなかんじで、バスマットや珪藻土マットが大好きで、特別なこだわりがあるのでしたら、あなたの人生において本当にソレが大切な要素であるのでしたら、もうそれは日常の効率とかは全て無視してでも好きなマットを使ったほうがいいと思います。「好きの我慢」はストレスになり、かえって人生を不幸にする可能性もありますからね。

 でも、特にこだわりが無いのでしたら、わざわざそれらを持つ必要はありません。これまで長々と書いてきたとおり、バスマットや珪藻土マットには意外とデメリットが多いです。我々の大切な労力や時間(命)を少しずつ奪っています。いつも使っている「タオル」で十分に事足りるのに。なんだか馬鹿馬鹿しくなってきますよね。私も同じ道を辿って来たのでよーくわかります。だからこそ「もっと早く気づきたかった……」と後悔しています。労力や時間を無駄に使うということは、すなわちソレは命の無駄遣いですからね。ちょっとした時間も大切に使いたいですから。

 ということで、一種類のタオルを多用途で使えば、管理は楽になるし、スペースも節約されて、とにかく効率が良い! 中サイズなタオルは一石四鳥! 便利すぎ!

 以上で『ミニマリストがバスマットや珪藻土マットを断捨離した理由』という小咄はおしまいです。また別の記事でお会いできる事を願っています。それでは……しばしの別れ!