色が変わるスプーン
ケロッグの『色が変わるスプーン』。牛乳に浸すと色が変わるという仕様。黄色から緑色になる。蛍光色っぽい緑色に。摩訶不思議。魅力的。緑色に変わるなんて、わかってるな、ケロッグカンパニー。さすがだよ、ケロッグカンパニー。子供心を擽るだけではなく厨二病心も擽ってくれる。
このniceなスプーンは、抽選で6000人に当たる。1個1口応募可能。4個買ったから4口だ。レシートの写真付きでwebフォームからの応募。締切は今年末。12月31日まで。
欲しい。欲しいぞ。絶対に欲しい。
当てる。当たれ。当たってくれ。
ふと思う。牛乳で色が変わるとのことだが、これは『牛乳』じゃなきゃダメなのか……? 成分調整牛乳、低脂肪牛乳、乳飲料でも色は変わってくれるのか……? と。
これらすべて白い液体、白い飲み物であり見た目も成分も似ているには似ているが、もしかしたら僅かな糖質や脂質の違いがスプーンを変色させない可能性もある。と思っている。
なにがそう思わせるか。それは『フルーチェ』。フルーチェは基本的に『牛乳』じゃないとつくれない。乳飲料とかだとあまり固まってくれない。シャバッシャッバになって悲惨だ。
だからそれと似たようなかんじでスプーンの色が変わらないこともあるかもしれないと勝手に不安になっている。まだスプーンが当たったわけでもないのに。
だがまぁ基本的には牛乳と成分調整牛乳以外は買わない我が輩。低脂肪牛乳や乳飲料は買わない。なので牛乳と成分調整牛乳で色が変わってくれるならこれ以上の文句はない。
この『色が変わるスプーン』昔もあった。約20年前。我が輩が小学生の頃にも。
そのスプーンが今回キャンペーンとして復刻。調べたところ、今回の復刻はそこまで久しぶりなわけでもないらしく、ちょいちょいやっているみたい。ちょいちょいやっているなら嬉しい。入手できる確率がそのぶん上がる。
昔はスプーン以外にも『ライトが当たっている間だけ文字が見える透明なペン』があった(正式名称ではない)。これは透明のインクのペンで、文字を書いても透明だから一見何て書いてあるのかわからないが、ペンの持ち手側についているブラックライトをその文字に当てると、なんと、透明な文字に色がついて表示される。だからライトを当てている間だけは文字を読み解くことが可能。そんなユニークな仕様のペン。大変人気だった。我が輩も愛用していた。宝物と認定していた。好きな女子の名前と自分の名前を『相合傘』にして書いてたことをいま思い出して恥ずかしくなった。
子供心と厨二心を擽ってくれるユニークなグッズをおまけとして付けてくれたケロッグカンパニー。大変感謝している。だがしかし現在は不況、経費削減が原因か、おまけはない。1個体1おまけはさすがに大変だろう。仕方がない。
でも約20年経ってこのようにキャンペーンとしてユニークなグッズを復刻してくれたことに再び感謝する。この楽しみを現代の子供たちにも共有したい。
世代が異なる者とはなかなか共感しにくい場面が多い。互いに寄り添う気持ちがあってもどうしても壁やギャップが生じる。でもケロッグの話題では共感できる。ケロッグの味や楽しさは世代が変わっても変わらない。ケロッグは世代間の架け橋。20年経ってもケロッグはケロッグで安心したし、何十年経ってもケロッグはケロッグであり続けてほしい。とりあえずスプーンほしい。当たれ。