シャワーの最初
シャワーの最初だけ冷たい水が混じる。それが首や胸や腹などの体のどこかに当たるとヒヤッとビクッとしてしまい心臓に悪いしストレス。
だからシャワーヘッドの向きを、自分に当たらない方へ向かせてから、冷たいのがでなくなるまでは待つ。
しかし、その待っている時間が、もどかしい。ほんの数秒でも苦痛。時間もそうだが、水ももったいない。だからなんとかして有効活用したいわけだが、我慢して浴びるのはストレス。それを毎日積み重ねるとストレスの蓄積により寿命が縮みそうだ。だから根性とかで解決するのは無し。却下。
個人的経験論ではあるが、最初の数秒の冷たい水は、手のひらや髪の毛だけなら「浴びても問題ない」という事に気づいた。
そこまでヒヤッとしないからビクッともしない。心臓に悪い思いをしなくて済むのでストレスにもならない。
髪に当てる場合は浴びるのではなく髪だけにフォーカスして当てる感じ。じゃないと首や胸とかにあたりヒヤビクなので注意が必要。
そんなかんじで工夫して、無駄を上手く活用できたことで、毎日感じていた心のモヤモヤが晴れ、満足。スッキリした。時間も水も節約になり、シャワーで体を清潔にするというタスクもそのぶん少し早く片付くと思うと気持ちがよい。
日常で起こるなんてことのない事かもしれないが、これが毎日毎回となると、じわじわと削られ、耐えられなくなってくる。そんなプチストレスシチュエーションに対応できたことで幸福度の上昇を感じている我が輩は、なんだかんだで人生を楽しめている。そう思うとひとまず安心だ。この調子で上手く人生を楽しんでゆきたい。
でもあれだ。できればシャワーのレバーを倒したら、一瞬で設定温度の暖かいお湯が出てきてほしいものだ。