サボテンのわるあがき

随筆

 長時間ぶっ続けで。もしくは深夜とかに。文章を書いたりコーディングとかをしていると、自分の頭がおかしくなっていることに気付く。
 PCのキーボードで「0《ゼロ》」を打とうとして「o《オー》」を打ってしまったり。「o」を打とうとして「0」を打ってしまったりする。
 キーボードだと「0」と「o」の位置、距離が近い。だから打ち間違えることもある。だけど今回話したいのはそういうことではない。

 打ち間違えて「あっ、直さなきゃ」とは思うのだけど、「あー……でもなんで直すんだろう?」となってしまうことがある。
 直感的に、無意識的に、ナニカガチガウ、ナニカガオカシイ、となるんだけど、脳みそが正常に稼働していない時は、どこがどう間違えているのか、何がおかしいのかをまったく理解できてなかったりする。

 そんなんだから、「o」を「0」に直そうとする時に、
「0って、どれだろう」
「0って、なんだっけ」
「0とo、どっちが数字なんだっけ」
 みたいなかんじで「0」が数字なのかもわからなくなる時があるし、「0」が「ゼロ」なのか「オー」なのかもわからなくなる時がある。
 とにかく、IQが著しく下がる瞬間が、毎日なんらかのタイミングで、ある。
 長時間ぶっ続けで。もしくは深夜とかに。文章を書いたりコーディングとかをしているときは。とくにね。
 きっと、IQ2くらいまで、下がっている気がする。

 最近は「あー。おれいまIQ2だわー」と、自分の頭がおかしくなっていることに気付いた時には、すぐに早急に仕事(作業)を緊急停止するよう心掛けている。
 じゃないと、IQ2のままでは、とんでもないミスをやらかしそうだから。
 誤字脱字が多くなったり、強調しなくていい文字列をなんでもかんでも強調してしまったり、話が脱線しまくったり、無駄なコードを大量に書いてしまったり、消してはいけないコードを消してしまったり、普段ならしないミス、超イージーミスすらを多発してしまう恐れがあるからね。

 作業をハイパフォーマンスで効率よく品質を保ちスピーディーに進めるためには、逆に「頑張らない」ほうが良い結果を出せる時がある。
 寝不足、長時間労働、情緒不安定、そして、IQ2。
 IQ2の状態で真面目に頑張ったところで、かえって逆効果。仕事は捗らないし。仕事は増えるし。頑張りが無駄になってしまうし。
 良いアウトプットが出来ないだけではなく、それは命の無駄遣いとも言えてしまう。時間を無駄にするのでね。
 だから、そんな時は、さっさと寝る。もしくは休憩する。回復するまで、IQが戻るまで、とにかく休む。
「休む」のも戦略の1つ。
 良い仕事をするために、良い結果を生むために、あえて「休む」という戦略をとりたい。
 だからもう悪足掻きはしない。IQ2に期待しない。未来の自分を頼ることにする。未来の自分に投げることにする。ぽいっ。

 ちなみに、サボテンのIQは、2らしいです。